PERとは何?
PERは「株価収益率」のことで、その企業の株価が「割高か?、割安か?」を判断するのに使われる数値です。
Price Earnings Ratioの略で、数値が高いほど「割高」、低いと「割安」と言えます。
計算式:PER=株価÷EPS(1株あたりの純利益)
または、PER=時価総額÷純利益でも算出されます。
純利益に対して株価が「何倍」あるか?など「倍」の単位で表示されます。
比較する方法は? 基準の数値はある?
PERは上記の通り、企業の株価が「割高か?、割安か?」を判断しますが、2つの視点があります。
①株価に対してその利益は妥当か?
②EPRに対してその株価は妥当か?
上図の通り、EPS(1株当たりの純利益)が同じなら株価がPERに影響し、株価が同じなら、EPSが影響します。
また、その企業の株を購入した際に「買収額の元を取るのに何年かかるのか?」回収予測の年数とも言えます。
PERが20倍なら20年で回収、10倍なら10年で回収、の見込みになります。
(※利益は年によって変動するので、もちろん見込みの年数になります)
PERの数値の目安ですが、一般的には「15倍」と言われます。日本の上場企業の全業種を平均すると約15倍くらいになるので、参考値とされています。
まとめ
PERは「株価収益率」のことで、その株価が「割高か?割安か?」を判断する数値で、数値が高いと「割高」、低いと「割安」と言えます。
計算式は、株価÷EPS(1株あたりの純利益)で算出され、純利益に対して株価が「何倍」あるか?など「倍」の単位で表示されます。
また株を購入する際に「買収額の元を取るのに何年かかるのか?」など回収年数の見込みにもなります。
(※利益は年によって変動するので、もちろん見込みの年数になります)
PERは「15倍」が目安と言われるので、参考値にしてみましょう。
(※日本の上場企業の全業種の平均が約15倍)