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【IT用語】AIとは?RPAとの違い

2022年8月8日

今後の日本の人口減少や労働力不足に備えて、効率化や自動化が求められる昨今ですが、その中でも「RPA」や「AI」というコトバを耳にするケースが増えてきましたが、アルファベット頭文字ばかりで覚えきれません。
そこで「RPA」と「AIとドコが違うの?」についてをイラスト図入りで解説していきます。

RPA(Robotic Process Automation)とは?

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、これまで人間が行っていた業務を、文字通り「ロボット(機械)に業務を自動代行させる」ことです。RPAは事前に設定されたマニュアル・指示書・ルールなど、言われた通りに業務や作業を実行する「自動化技術」です。
このRPAによって、作業時間や人員数、さらに人為的なミス・エラーも減らすことができます。

AI(Artificial Intelligence)とは?

「RPA」も「AI」も、プログラム(コンピュータへの指示書)で動くことに変わりはありませんが、RPAが「言われた通りに作業する」に対し、AI(アーティフィシャル・インテリジェンス)は「考え、判断する」ことができる、まさに人工的に作られた「知能をもった機械」と言えます。
「AI」に組み込まれたプログラムは、大量のデータに基づく「機械学習」をすることで、あたかも人間が判断しているように動きます。
例えばロボット掃除機の「Roomba(ルンバ)」もAIにより、間取りや家具の配置をセンサーから情報収集し学習することで、一番効率的な動きをロボ自体が判断して掃除を行っています。
また、人間が回答するコールセンターやお客様相談センターから「チャットボット」というAIが応答できる技術も発達しています。
実は1980年代など過去にもAI(人工知能)はブームがありましたが、大量のデータ入力を人力で行っていたために廃れていきましたが、今はネットワークの普及で「ビックデータ」という人間では把握すらできない巨大なデータ量により、一気にAI技術が進んでいます。

まとめ

「RPA」も「AI」も、同じプログラム(コンピュータへの指示書)ですが、RPAが「言われた通りに作業する」人の手足に対し、AI(アーティフィシャル・インテリジェンス)は人の脳と言えます。
また最近は「RPA」にも「AI」が搭載されつつあるので、更に用語の違いが薄くなる傾向がありますが、用語の違いしては「RPA」が言われた通りやる手足に対し、判断する脳が「AI」と覚えておきましょう。

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