本要約

【本要約】勉強が面白くなる瞬間_読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法

2022年7月18日

著者が最も受ける質問「もう手遅れでしょうか?」。なぜか?「今からでも遅くないよ」という慰めのコトバが欲しいから。結論!「手遅れです!」当たり前、自分でも気づいてるでしょ?あなたが今まで怠けている間、ず~っと勉強し続けてきた人にちょっとやそっとで間に合うと思わないでください!
しかし一つだけ、唯一打破できる方法がある。それが本気度で勉強すると「覚悟を決める」こと。
本書は勉強のテクニック、ノウハウ本ではなく、精神論の本。勉強は魂の力が全て。
実は作者自身も手遅れからスタート。中学3年生まで勉強なんて無意味とサボり続けたダメ生徒。
小学生の時には何にでもなれると思っていたが、現実の厳しさをマンガやゲームで現実逃避し時間をムダに使っていた。しかし高校受験時に「私は今何をしているのだろう」と雷のようにふと思った。本当はやりたい人生があったのでは?今からでは間に合わない、ヤバイ!と心から生まれ変わろうと決意した。「私は絶対勉強して自分を変えたい」そう思った。そして小学5~中学2年まで徹底的に復習し、そこからブレることはなく、最難関のソウル大学法学部、一流大学の医学部全て合格した。だからこそ言えるのが「勉強で人生は変わる」と。

ノウハウ・テクより決意!

どんな塾や参考書、ノート術を駆使しても全てムダ!それ以前の問題。勉強とは自ら「絶対に勉強するんだ!」という決意が必要。
テクニックは関係ない、あなたがどのように学ぶかが全て。勉強でもダイエットでも世に教材はいくらでも溢れているが、結果が変わるのは学ぶ姿勢。学ぶ人のモチベーション次第で効果は高くも低くもなる。
人気があり、よく当たると評判の占い師は何を見てるか?それは目。「目に炎、光があれば絶対に受かる」と。「絶対に受かってやる」という強い意思があるか否かで既に結果が出ている。最後列の生徒には一流講師でも変えることはできない。

強い魂の人(特徴5選)

今までサボってきた人が追いつくのは余程の覚悟、相当の強い魂が必要。なぜなら厳しさ辛さに耐えられない(勉強は生易しいものではない)。

  • 人生の主人公を自分だと認識している(人生のドラマの主人公は常に自分自身と認識し自覚してるか?)
  • 目標を宣言(漫画の主人公のように周囲に夢をしっかり言う)
  • 決意を行動で示す(口だけの主人公に誰も無関心)
  • 苦痛をむしろ歓迎する(強い敵=ワクワクするぞ! トラブル=クライマックス来たぁ!盛り上がるぞ!)
  • 自信の根拠を積み上げる(圧倒的に自分に自信を持ち積み上げる)

モチベーションという敵に立ち向かう術

いくら強い魂があっても、モチベーションを崩そうとしてくる敵がいる。立ち向かうには「習慣化」。つまり「勉強ができる人=習慣化できた人」のコト
どうやって?習慣は21日間(3週間)続ければ脳が拒絶反応を無くす。ただし21日間、強大な苦痛を伴う。良くも悪くも人は21日間で何にでもなれる。

21日間の習慣化プログラム

  • 姿勢(成功者=背筋ビンビン)自分の精神状態が姿勢に表れるので意識せよ。
  • ながら勉強NG!集中のコツ=呼吸を意識し瞑想する→自分の脳をキレイな清流で洗い流し、お腹の上に小さな球体→どんどん大きくなる→地球になる→地球をゆっくりお腹から下して目を開ける→勉強スタート
  • ノートはキレイさより中身(一字一句書く必要なし)話をじっくり聞いた後に、重要なコトだけ殴り書きでOK。
  • VIP席を取れ(一番前の1つ手前がベスト)必ず目を合わし、頷く。
  • 体つくりを怠らない(基本・基礎)タンパク質とビタミン、睡眠と運動を適度に取り、風邪をひかない体を日常化せよ。
  • 休み時間はしっかり休む(休める時に集中して上手く休む)
  • 机をキレイに(机とカバンはその人の精神状態と同じ)

ネイティブアメリカンの逸話
父親が息子に話す。「いいか息子よ、我々の中には2匹のオオカミが居る。1匹は怠け者で、不平不満ばかり言うオオカミ。もう1匹は自分の可能性を信じ、何を言われても自分の目標と課題をマジメにクリアしていくオオカミ。この2匹のオオカミが我々の心の中で戦っている。」
息子の質問「どっちが勝つの?」父の答え「それはおまえがエサを与えた方だ。」
モチベーションが下がった時は、どちらのオオカミが優勢なのか?を考えよう。

夢には値札が付いている
夢には必ず値札が付いていると言われる。夢が大きければ当然高い値段。どうやって払う?それは自分の努力の量でしか払えない。
努力の量が見合う時にだけ手に入る。自分の努力が千円なのに100万円の夢を望んでも買えるワケがない。夢が大きいなら、見合う努力の量が必要。

才能や能力のせいににしない
「わたしは〇〇に向いてない」「わたしは〇〇の才能がない」一見、客観的で弱みと強みを把握してそうな便利なコトバも、ただの苦労不足、努力不足を才能や能力のせいにしてるだけ。他者のこればでの耐え忍んできた努力を「才能がある」と努力を無効化し侮る行為。あらゆる学問の上達スピードはゆっくり緩やかで退屈。勉強以外の分野でも一番最初が大変でキツイ。勉強も同じでありであり、当たり前のコト。
コツや勉強法、ノート術、容量の良さなど皆無、幻想、この世にない。忍耐力だけが夢に近づける。圧倒的な孤独と苦痛に耐え忍ぶ、それだけが成功者たらしめる。とてつもない忍耐力で地獄の淵を這いずり回ったから。
つまりあなたも地獄を這いずり回る忍耐で乗り越えれば成功できる。苦痛を歓迎し、自分を信じて耐え忍び突き進む。

まとめ

講演会や読書の後はモチベーションも高いのですが、どうしても人間には波があります。そんなときは「逆風の中の巣作り」を思い出しましょう。無風時に巣をつくるとスグに壊れるから。我々人間も、あえて気分が乗らない、眠い、時間がない時にこそ成し遂げてやる。これが自信の積み重ねになります。
また「失敗した!」「サボってしまった!」と絶対に言わないでください。
これからは「ミスをした」に言い換えましょう。人生の主人公である「あなた」が諦めればゲーム終了。しかしゲームならリセットできます。1回ミスっただけなので、リセットボタン押して再挑戦。打ちのめされても挑戦を止めない強い魂をつくっていきましょう。

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