本要約

【本要約】ゼロ秒思考~悩みを解決するメモ術~

2022年4月8日

本書は、あのマッキンゼーで14年間活躍した赤羽雄二さんが編み出した究極の「悩みを解決するためのメモ術」です。頭に思い浮かぶコトを次々メモすることで「悩みが解決」できます。さらに方法もかんたん!

  • A4のコピー用紙に1件1ページで書く
  • 1ページを1分以内にサッと書く
  • 毎日10ページ書き、フォルダ整理する

コレだけで「考える力」が得られ、今までの行ったり来たりで結論が出ない、時間かけても深堀できず堂々巡りになる、が解決します!
※本記事は書籍以外に「中田敦彦のYouTube大学」を参考にしています。

なぜ悩みを解決できのか?理由=日々の訓練

なぜ超一流コンサルタントは「すぐに解決できる」のか?
ポイントは「思考の整理」ができるか、できないかの違いです。中でも日本人は画一的教育で「思考の整理」を学んでこなかった(訓練不足)と言えます。そこで0秒思考でマッキンゼー流の「思考の整理」を訓練しましょう。

ゼロ秒思考とは? 悩みを解決できるメモ術

本著の題の「ゼロ秒思考」とは瞬時に現状を認識し、課題を整理し、解決策を考え、どう動くべきか意思決定できることです。モヤモヤをその場で言葉にし、深い考えが秒で出せるようになります。
世界的な超一流コンサル「マッキンゼー」の何がスゴイかと言うと、創業者や業界プロでも解決できない問題や、新規プロジェクトなど、山積みされた誰もが難しいといわれる問題を、超スピードで解決策を出せる「悩みを解決するプロ」としてのスゴさです。そして、できる人中のできる人と言われる元マッキンゼーの著者が、マッキンゼーで培った「悩みを解決するメモ術」を言語化したのが本著です。

メモ術の前に・・・思考の順序を理解しよう

「メモ術」のやり方の前に、道筋(思考の段階)を理解しておきましょう。思考は
情報→①感情→②思考→③整理→④仮説→⑤解決 の段階があり、多くの悩みは3つのパターンに限られます。
1.ずっとガマンする 2.ずっとモヤモヤしている 3.考えが堂々巡り

1.ずっとガマンしている人(情報→①感情)
人は情報に対して「感情」を持ちますが、その「感情」が分かってない人が「ガマンしている人」です。

2ずっとモヤモヤしている人(①感情→②思考)
人は感情を持った後に「思考」します。何か腹が立つけど、なぜ腹が立つのか思考できない人が、「モヤモヤしている人」です。

3考えが堂々めぐりしている人(②思考→③整理)
人は思考をしたあとに問題を「整理」します。思考しているけど乱雑で整理ができない人が「堂々めぐりしている人」です。

この悩みの3パターンを理解し、仮説を立てれる人(③整理→④仮説)が「頭がいい人」と呼ばれます。問題を整理できると客観視することができます。

そして解決策を出せる人(④仮説→⑤解決)が「できる人」と呼ばれます。仮説をたてることができてこそ、問題を解決することができるのです。
つまり得た情報から→①感情→②思考→③整理→④仮説→⑤解決という段階で思考できる人が「できる人」なのです。

メモ術の方法

それではメモ術の方法この思考を整理する方法が、3つの方法でメモを取ることです。

  • A4のコピー用紙に1件1ページで書く
  • 1ページを1分以内にサッと書く
  • 毎日10ページ書き、フォルダ整理する

※独自のアレンジNGです!!言われた通りに実行してください。なぜなら超一流(東大→スタンフォード→マッキンゼー)の著者が、とてつもない時間と労力をかけて、他の可能性をつぶして編み出した「スーパーマッキンゼー流のメモ術」だからです。

まとめ

このメモ術を実際に行ってみての感想は「セルフカウンセラー」です。自分の中にあるゴミやどす黒い毒が吐き出され、汚い心が消しゴムをかけたようにキレイにスッキリします。
そしてポイントは「思考の道筋」、とくに「情報→感情」です。
どんな些細な情報でも、人は情報に感情を抱きますが、それを意識するだけで「悩み」を「良い点」「悪い点」含めて客観視できます。
1枚1分で思いついたときにサッとできるので、ぜひA4メモ術を試してみてください!スッキリします!

¥1,109 (2022/03/16 08:35時点 | Amazon調べ)

-本要約