ブログでアフェリエイトするなら「Amazonアソシエイト」は欠かせません。
何といっても世界一のECサイトなので、ユーザー数も商品アイテム数も世界最大規模です!
この記事では「Amazonアソシエイト」のしくみと申請方法について解説します。
Amazonアソシエイトとは?
ブログで稼ぐ方法は「クリック型」と「成果報酬型」がありますが、Amazonアソシエイトは「成果報酬型」です。
文字通り成果(モノの購入や登録など、実際の行動)がないと報酬が入らないので(クリック型と比べると)難易度は高くなります。
しかし難易度の高いアフェリエイトの中でも「Amazon」ブランドが使える「Amazonアソシエイト」を始めない手はありません。
「アソシエイト」=「仲間、共同経営者」と訳されるので「一緒にAmazonを運営するパートナー」という意味で、仕組みは「アフェリエイト」と同じです。
Amazonアソシエイトの特徴
また通常のASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー:Webの広告代理店)と違う点が、広告・販売・出荷の手配すべてAmazon側で行う点です(FBA発送)。
※全てではなく、各自で発送する「自己発送」もあります。
また企業側やショップ側から見れば、商品・サービスをAmazonに納品するだけなのでECサイトを始めやすい点も特徴です。
メリットとデメリット
それでは他のASP(アフィリエイトサービス)と比べて「Amazonアソシエイト」の強みは何でしょうか?
ここでは魅力とメリットを具体的にご紹介します。
Amazonアソシエイトのメリット
①購入されやすい (世界規模のユーザー数)
すでにユーザー登録済の方が多数派なので、新規登録の手間もなく、Amazonブランドで安心なので商品が購入されやすいと言えます。もし知名度の低いECサイトだと、個人情報入力に抵抗感と手間を感じやすく離脱率もたかまります。
②商品ジャンルが豊富(マイナーでも安心)
書籍や動画配信から日用品や食品まで「地球上でもっとも豊富な品揃える」と言われ、幅広いジャンルを取り扱っているので、たとえ記事の内容が超マイナー分野でも、Amazonであればニッチな商品やサービスを見つけることができます。
③離脱しても報酬が入る(24時間内)
あなたのブログに掲載の商品紹介リンクからすぐに購入しない場合でも、もし24時間以内に購入された場合は成果報酬としてカウントされるケースがあります(cookieという訪問記録が24時間残る仕組みから)。例えばあなたのブログで読者が「商品A」の紹介リンクをクリックするも買わずに離脱するも、数時間後に他の日常品といっしょ「商品A」をついで買いすると、あなたに「商品A」の成果報酬が入ります。※あなたのブログで 「商品A」 リンクをクリックした後、他ブログで 「商品A」 リンクをクリックした場合「cookieが上書き」されるので、他ブログの成果報酬になります。
メリット
①購入されやすい(※既存ユーザーが多い)
②商品ジャンルが豊富(マイナーでも安心)
③離脱しても報酬が入る(24時間以内)
Amazonアソシエイトのデメリット
初心者にとって「Amazon」ブランドは非常に心強いのですが、だれでも使えるわけではないのです・・・・
①審査がきびしい(販売ノルマがある)
実は「Amazonアソシエイト」を申請しただけでは審査はしてくれないのです。
審査をはじめる条件に「販売ノルマ」が2020年に追加されました。下図は 「Amazonアソシエイト:申請の審査プロセスについて」からの抜粋です。
●一定の適格販売が発生すると、アソシエイト・チームがあなたの申請を確認します(サインアップから 180 日以内に 3 回以上の適格販売の発生が必要です)。 あなた自身による注文は審査対象となりませんのでご注意ください。
●しかるべき量のオリジナルコンテンツが必要です (少なくとも 10 件の投稿が必要です)。
要するに「申請されてもノルマ達成しないと審査しません。180日(半年)以内に3個以上売ってください。それから審査します。」と言うことです。まずは実績をつくれ!ということですが、サイトを立ち上げたばかりの初心者にはかなりハードルが高いノルマです。
またGoogleアドセンスと同じように
・サイトにコンテンツが少なくオリジナリティがない
・規約を遵守している・運営者情報、プライバシーポリシーの明記
・身元情報が不十分(問い合わせフォームや運営者の身元)
などの条件もあるので、くわしくは公式ページ「プログラム参加申請をお断りするサイト例」で事前確認しましょう。
このようにAmazonアソシエイトはGoogleアドセンスと同様に難易度「高い」と言えます。
しかし「Amazonアソシエイト」に不合格でも別の方法があるのでご安心ください。
アマゾンの商品紹介を「もしもアフィリエイト」経由で行うことができます!しかも報酬もアマゾンと同じなのでデメリットもありません。
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図でわかる!もしもアフィリエイトとAmazonアソシエイトの違い
Amazonアソシエイトは審査が厳しく、版売ノルマがあり、時間もかかります。その上でもしも審査に通らなかったら・・・
そんなときには「もしもアフィリエイト」に登録しましょう。じつはAmazonの審査が通らなても「もしもアフィリエイト」経由でAmazonの商品紹介アフィリエイトができるのです。成果報酬もほぼ同じで審査も速いので、Amazon審査が落ちても「もしもアフィリエイト」でAmazon商品のアフェリエイトができるので安心してください。
「もしもアフィリエイト」→はじめての方へ
②すぐ収益化できるわけではない
Amazonアソシエイトだけに限りませんが、広告を貼るだけでは収益化されません。広告がクリックされ、成果(購入や申し込み)されてはじめて収益化されます。そのためにクリックされやすい表示や、購買意欲が動かされる書き方など工夫が必要です。
しかしそれ以前に訪問者がいなければ、クリックされる可能性すらありません。
まずはPV数(ページビュー数:ユーザーが閲覧した回数)を増やすためにも地道な有益コンテンツつくりが重要です。
③成果報酬率が低い
Amazonアソシエイトは他ASPアフィリエイトに比べると報酬率が低いと言えます。下図のようにジャンルで違いますが、仮に本であれば1,000円の成果報酬は3%の30円。さらに最低振込額があり、5,000円以上(Amazonギフト券は500円以上)ないと振り込みされません(1,000円本換算で167冊以上)。また報酬額の上限が決まっています(1商品1個の売上げ1,000円)。
※紹介料率は不定期で変更されるので公式サイトで確認ください→「Amazonアソシエイト運営規約サポート」
デメリット
①審査がきびしい
②すぐには収益化できない
③成果報酬が低い
Amazonアソシエイトの申し込み方法
それでは実際に公式ページからAmazonアソシエイト審査の申し込みをしてみましょう。
審査の申し込み
1.公式ページでアカウント作成→Amazonアソシエイト公式ページ
→新規アカウント作成は「登録」をクリックして必要情報を入力してください。
→既にアカウントがある方は「ログイン」をクリックしてください。
新規の方は表示に従い情報を入力してください。アカウントをお持ちの方はログインをしてください。
新規アカウントの方は基本情報を入力してください。電話番号はハイフンなしで入力。日本の場合、先頭が「+81」を選択。
2.続けてアカウント情報を入力していきます。
メイン担当者を選択し、税務関係の項目、米国人か否か?法人登録するか否か?にチェックを入れて「次へ」をクリックしてください。
3.ブログサイトの情報を入力
希望するIDやURL、ブログの紹介文やカテゴリー、取り扱いたい商品カテゴリーを選択していきます。
※Amazonが審査するのは「今現在」のあなたのサイトなので現状を入力してください。
ブログの紹介文も簡潔にわかりやすい文章を書き込みましょう。
続けて集客方法や収益方法、月間PV(ページビュー)を選択してください。
最後にキャプチャ画像の英数字を入力して、契約条件の同意にチェックを入れて「完了」をクリックしてください。
下図のような画面になれば「登録申請」は完了です。
これであなたのアソシエイトIDが発行されました。これがアフィリエイトリンクの識別IDになるので、どのサイトから売れたのか識別することができます。
続けて報酬の受け取り方(銀行振り込み 又は Amazonギフト券)を選択していきます。
「お支払い情報と税金情報をご入力ください」で「今すぐ」をクリックしてください。
報酬の受け取り方法の設定
すると下図のように2段階認証の発行画面に設定画面になるの、電話番号を入力(すでに表示の場合は番号を確認)して「SMS」か「音声配信(自動応答)」を選び「ワンタイムパスワード」をクリックしてください。SMSはメッセージで送信され、音声配信は自動音声で電話がきます。
通知された認証コードを入力して「続行」をクリックしてください。
「受取側の税に関する情報」を入力で、法人か否か選択してください。
また「支払い方法」を選んでください。(銀行振り込み 又は Amazonギフト券)
「銀行振り込みでの支払いを希望」を選ぶと、下図の画面になるので口座情報を入力して「税務情報の入力へ」をクリックしてください。
※ゆうちょ銀行でもOKです。ゆうちょの場合、銀行番号は9900、店番号は記号の5桁を3桁に、口座番号は8桁を7桁にしてください。
記号・番号の変換公式→ゆうちょ公式ページ
入力後に「送信して税務情報の入力へ」をクリックしてください。
すると下図の画面になるので、必要事項の選択と、英語表示での住所の入力やTIN(納税者番号)有無を確認してインタビューを完了させてください。
以上で入力は終了です。お疲れ様でした。
まとめ
何と言っても世界的な信頼感、知名度のある「Amazon」と連携しない手はありませんが、初心者にとっては審査が厳しくハードルが高いと言えます。しかし仮に販売ノルマ3件が未達で、不合格だったとしても「もしもアフェリエイト」で代行できます。しかも報酬は同じなので全く問題ありません。
その後ブログ運営を続けてコンテンツも増え、訪問者も増えていった後に、もう一度チャレンジすればOKです。