本要約

【本要約】漫画版:バビロン大富豪の教え

2022年7月11日

原作はアメリカの元軍人ジョージ・S・クレイソン氏が執筆した、紀元前バビロン王国を舞台にした寓話ですが、金融業界や経営者を中心に評判が広がり、100年以上にわたり読みつがれています。なぜなら本書には紀元前から変わらぬ「富の不変的な原理原則」の英知が記されているからです。

バビロン王国は現在のイラクに実在した王国(紀元前18~紀元前4世紀)。資源少いも交易と貸付で強国を誇り、銀行の起源とも言われています。
このバビロン王国に住む武器商人の息子バンシル少年が、バビロン一の大富豪アルカドからお金持ちになる方法について学ぶお話です。
バンシル少年は真面目に働く父親が借金取りから責め立てられ、「なぜお金持ちと貧乏人がいるのか?」「どこが違うのか?」「どうすればお金持ちになれるのか」疑問に思い、富豪のアルカドに問います。
「お金があるだけでは金持ちとは言えない、増やし方を知っている者が金持ちだ。」
「富を築くには、黄金の七つ道具が必要だ。」

黄金の七つ道具

①収入の10分の1を貯金せよ
②欲望に優先順位をつけよ
③貯えた金に働かせよ
④危険や天敵から金を堅守せよ
⑤より良きところに住め
⑥今日から未来の生活に備えよ
⑦自分こそを最大の資本に

以上7つ「は富を築く黄金の七つ道具」ですが、さらに発展させた「5つの黄金法則」も紹介されています。
ぜひ紀元前から変わらぬ秘訣を一読してみてください。

まとめ

すでに紀元前にからある「黄金の法則」を元に書かれた「バビロン大富豪の教え」。100年間ベストセラーとして読まれてますが、それでも富豪になれるのは限られます。やはり「教え」を知ったとしても「実行するか否か」は、いつの時代でも「本人本気度」にかかっているのかもしれません。

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