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【IT用語】「アプリ」と「ソフト」の違い

2022年10月3日

スマホでは「アプリをダウンロード」「アプリをインストール」と「アプリ」いうコトバが出てきますが、パソコンでは「対応するソフトがありません」など「ソフト」というコトバがでてきます・・・
アプリ」と「ソフト」、いったい何が違うのでしょう?
結論→「アプリもソフトも(ほとんど)同じ」ですが、この記事で更にわかりやすく解説していきます。

おさらい「ソフトウエア」と「ハードウエア」

「アプリ」と「ソフト」の違いの前に、すこしパソコンやスマホの基本構造をおさらいします。
パソコンもスマホも「ハードウエア」と「ソフトウエア」の2つで構成され、「ハードウエア」を動かす全てのプログラムの総称を「ソフトウエア」といいます。料理で言うと「パスタ」が「ソフトウエア」といえます。
※パスタ=小麦粉を練った食品の総称で、スパゲティ・マカロニ・ペンネ・ラザニアはパスタの種類の名前。

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ソフトウエアとは?

「ソフトウエア」とは、プログラムですが、大きく分けると「OS(オペレーションシステム)」と「アプリケーションソフトウエア」の2つに分けられます。

OS(オペレーションシステム)

OSとは(オペレーティング・システム)の略で、ソフトとハードをつなぐ基本となる「ソフトウエア(プログラム)」で「人とコンピュータの通訳者、仲介者」の役割りをしています。
キーボードに入力すると画面に表示される、パネルにタッチすると表示される、イヤホンを接続すると音が聞こえる、など基本的な動作ができるのはOS(オーエス)のおかげです。
また様々なアプリも、このOS(オーエス)をベースに作られるので、スマホやパソコンには欠かせない、一番のベースとなるのがOS(オーエス)です。(パソコンもスマホもOSが無いとただの箱になります)
パソコンでは①Windows(ウインドウズ)、②mac(マック)、③Linux(リナックス)と、3つのOSがあり、
スマホでは①iOS(アイフォン用)用と②android(アンドロイド)の2つのOSがあります。
※スマホOSのandroid(アンドロイド)はLinux(リナックス)ベースで作られています。

アプリケーションソフトウエア

メインとなるプログラムのOS(オーエス)上で、用途別の特化型プログラムが「アプリケーションソフトウエア」です。アプリケーションとは「適応・応用」の意味で、業務や作業など個別の目的に特化してつくられます。
また、この「アプリケーションソフトウエア」という名前から、略されて「ソフト」や「アプリ」と呼ばれ、混乱する原因となっています。
つまり「アプリ」も「ソフト」も同じ「アプリケーションソフトウエア」です。

「アプリ」も「ソフト」も同じだが・・・

アプリ」も「ソフト」も同じ「アプリケーションソフトウエア」ですが、スマホ登場前のパソコン全盛期の時代は「ソフト」=「パソコンン用のソフト」の意味でした。
※「ソフトバンク」も「パソコンソフト」の事業からスタートしています。
主にパソコンで使われるものを、文章作成ソフト・表計算ソフト・画像編集ソフトなど「ソフト」が一般的になりましたが、その後スマホが登場すると「メモアプリ」「表計算アプリ」「写真アプリ」など「アプリ」というコトバが普及し、パソコン用を「ソフト」、スマホ用を「アプリ」と使い分けるようになります。

しかし、いつの間にかパソコン用でも「アプリ」と呼ばれるようになり、使い分けすら曖昧になってきました。
(パソコン用OSの世界シェアトップであるWindows(ウインドウズ)でも「アプリ」と呼んでいます)

まとめ

ソフト」「アプリ」どちらで呼んでも(同じアプリケーションソフトウエアなので)問題ありません。
しかし人によっては「パソコン用=ソフト」、「スマホ用=アプリ」という認識があり、またOS(オーエス)(オペレーションシステム)とは違う点だけ覚えておきましょう。

POINT!

●ソフトウエア=プログラムの総称
●OS(オーエス)=機械向けの基本システムとなるプログラム
アプリケーションソフトウエア=人間向けに目的別に特化したプログラム

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