本要約

【本要約】いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。

2022年3月18日

よくある言い訳「時間がないから」「お金がないから」。本当でしょうか?
実際に時間やお金を手に入れたとしても、以外にも人は「やりたかったこと」ができないのです。
実際には「やりたいこと」など、やってみると数週間で飽きてしまい、「本当に自分がやりたいこと何したかったの?」「自分は何かを達成しただろうか」「子供の頃の夢は叶った?」と自分に自信が無くなり、最悪は「つまらない人生だった・・」とうつ症状になってしまいます。

うつ病になる危険性は、なにもリタイヤ世代や主婦だけの話では無く、
「この先同じ仕事を続けられるか心配」「もし今の仕事を辞めたらどうしよう」など、現役の世代でも同様なリスクがあるのです。
会社や仕事から転職したり辞めたりすると、これまでの人間関係が切れ、今までの自分を否定しやすくなったり、余計に自分を見失いやすくなりがちです。
そこで「なぜやりたいことができなかったか?」そして「どうすればできるようになるか?」を一度整理しましょう。

その整理方法は「徹底的な内省」です。すでに「答えは自分の中」にあるのです。
具体的な方法は「新しいルーティン」で「本当の自分」を取り戻します。(なぜなら人生はルーティンで形成されているから)
その為に4つのツールを使います。
※本記事は書籍以外に「中田敦彦のYouTube大学」を参考にしています。

1.モーニング・ノート(徹底的に内省、自分の全てを吐露)

モーニング・ノートには4つのルールがあります。
①毎朝一番に書き、②A4のノートで、③3ページ、④手書きで書く
理由=夜だと反省が多過ぎ、紙が狭いと思考も狭くなり、PCやスマホだと思考が速すぎる為。
ポイントは思考の流れ(頭に浮かんだことを)で書くこと。論理的な組み立ては不要で、思いついたコトをそのまま書き出し、決して誰にも見せず(人に見せる前提だと素が出てこない)、自分に甘く優しくしてください。
なぜなら一番の敵は「自分の内なる完璧主義者」だからです。一番手厳しく、全ての夢に対して理不尽なダメ出しをするのはあなた自身だから。「お前なんか」「ムダになるのでは?」「意味があるの?」「その歳で?」という「自分の中の検閲官」をムシして「自分に徹底的に優しく」なってください。
またPCやスマホはF1カーで景色見るようなもので出力が速すぎます。ゆっくり手書きを楽しみながら書き出しましょう。頭の中にあるモヤモヤやゴミが吐き出されてスッキリします。

2.アーティストデート

自分がやりたいこと、やったことがないことを10個書き出し、週1回1時間やってみる。
このルーティンが一番抵抗する人が多い(時間ない、勇気ない)が、まだ見ぬ自分自身と願望を発見することができます。

3.ソロウォーキング

週2回20分単独、無目的で散歩します。通勤や通学、子供やペットと一緒、買い物はソロではありません。またスマホもNGです。外部情報を遮断し、徹底的に内省する時間を作ります。

4.メモワール

年齢を12分割し、それぞれを1週間おきに振り返ります。
・どこに住んでいたか・どんな音を覚えてるか・何に夢中だったか・印象的な匂いは・何に挑戦していたか・誰を懐かしく思うか
など、過去の自分を「敬意を持って」思い返すと、自分がどのように今に至ったのかを思い出し、自分の夢や願望に気づくことができます。

まとめ

一番のポイントはモーニングノート。モヤモヤの原因も「あなた自身」です。
朝一番に紙にゴミや汚れを全て吐き出すことで、本当にスッキリします。
書き出すと「不安が見える化」できます。すると「意外と大したことないなぁ・・」とウジウジ悩んでいたことにハッと気づけて、堂々巡りから抜け出せます。
「本当にやりたいこと」も、書き出すことで客観視できるので、朝一番はモーニングノートで人生を好転しましょう!

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